2024年9月 3日
株式会社QTnet
2024年9月 3日
株式会社QTnet
8月24日(土)・25日(日)の2日間、QTnet天神本店で「夏休み電子工作教室」を開催しました。
多数の応募の中から抽選で選ばれた小学生82名に参加いただき、各コースごとに異なる電子ロボットを製作してもらいました。
教材には、子どもたちに大人気の「エレキット」を使用!キットの組み立てで使用する工具(ニッパ、ドライバー、ハンマーなど)の正しい使い方を講師の方に教えてもらったり、SDGsや発電の仕組みなどをクイズ形式で学び、楽しみながら理解を深めることができました。
■ロボビットコース
本コースでは、太陽光のエネルギーで発電して動く「ディノサウルス」を製作!
今回のイベントで使用するロボットの中で最も細かな部品が多い教材でしたが、手先を器用に使いながら小さな部品をニッパで切り取り、一つ一つ丁寧に組み立てて完成させました。
完成した「ディノサウルス」に白熱電球を当てると、とことこと歩き始め、その様子を見た子どもたちは大喜びでした。
■ジャイロスターコース
本コースでは、ジャイロ効果で1本のレール上をバランスを取りながら倒れずに進む「ジャイロスター」を製作!
製作のポイントは、回転ホイールの組み立てです。このホイールがスムーズに回るようにオイルを塗りながらギアを組み、鉄球入りの部品をしっかりとネジで固定しました。特に30本のネジ止めは今回最大の難所で、最初のうちは慣れない手つきでしたが、次第に素早くネジ止めができるようになりました。
すべてのネジ止めが終わると、最後に乾電池をセットして完成。
完成後、イベント特設コースでロボットを走らせたところ、左右に揺れながらもレールから落ちることなく進む姿に子どもたちは興味津々で、楽しそうにロボットの後を追いかける姿が印象的でした。
■ソーラーダイナソーコース
本コースでは、太陽光のエネルギーで発電して動く「ソーラーダイナソー」を製作!
製作のポイントは、モーターの回転をロボットが進む力に変えるギアの組み合わせです。子どもたちは説明書を見ながら、色やサイズが異なるギアの中から一つ一つピックアップし、正しい向きか丁寧に確認しつつ組み立てました。
次に、シャフトにピニオンギアを取り付ける力のいる工程では、子どもたち自身でハンマーを使用。真剣な表情でパーツを見つめながら、小さな手で慎重に作業を進めていました。
最後に、組み立てたパーツを組み合わせて胴体を作り、顔やしっぽ部分を取り付けると完成。
完成した「ソーラーダイナソー」に白熱電球を当てると、ノッシノッシと前に進み、子どもたちは目を輝かせて見つめていました。
■コードランナーコース
本コースでは、プログラミングでショット弾を撃つことができる「ショットロボ」を製作!
まず、ロボットの心臓部分となるモーターモジュールと、頭脳となるヘッドモジュールを組み立てました。
次に、ロボット全体に電力を供給するバッテリーモジュール、ロボットの動きを支える2つのギアボックスモジュール、そしてショット弾を発射するためのショットモジュールを製作しました。
最後に、各モジュールが正確に連携するよう慎重に組み合わせることで「ショットロボ」が完成。
完成後は、ロボットを動かすためのプログラミングを学び、前進や後退、右折や左折、ショット弾を発射させる命令をプログラムし、実行しました。
子どもたちは、自ら組み立てたロボットが思い通りに動く様子を見て製作の疲れも吹き飛んだようで、時間ギリギリまで様々なパターンのプログラムを親子で考え、楽しむ姿が印象的でした。
本イベントを通じて、科学技術の理解を深めるとともに、それらを利用して新しいものを生み出す力を養えたら幸いです。
QTnetは、様々なイベントを通じてお客さまに体験や学びの機会をお届けできるよう、これからも積極的に取り組んでまいります。
保護者の皆さまからの感想
「子どもと一緒に作ることができて、とても楽しい時間を過ごせました。作るだけではなく、SDGsについても学べて有意義な時間でした。」
「子どもが楽しそうに作っていました。実際に完成して動いたものを見れて、嬉しそうにしていました。」
「説明がゆっくりで子どもが手間取っても時間に余裕がありました。最後まで丁寧に作り方を教えていただき、完成させることができました。普段売っているおもちゃの中が見れて、驚きがたくさん!」
ご紹介
株式会社イーケイジャパン
https://www.elekit.co.jp/
エレキットは、子供たちが「ものづくり」や「エレクトロニクス」「プログラミング」を 楽しみながら学べる学習工作キットです。工作キットを作ることで、身の回りの製品が動く原理や仕組みに興味を持つ「学び」のきっかけとなります。
創造的で面白く、世の中の役に立つようなものを生み出せるような、大きな夢と志を持った子供たちが育ってくれることを願っています。