【注意喚起】ファイル共有ソフトの使用にご注意ください
2024年3月29日
株式会社QTnet
2024年3月29日
株式会社QTnet
平素は、BBIQをご利用いただき誠にありがとうございます。
昨今、「ファイル共有ソフト」を使用したことによるトラブルが急増しています。「ファイル共有ソフト」とは、インターネットを利用し不特定多数の人とファイルをやり取りできるソフトウェアです。
多くの場合、「ファイル共有ソフト」の仕組みを理解せず使用しており、自身がファイルをアップロードしている認識がなく、著作権侵害等として指摘されているようです。つきましては、以下の内容をご確認いただき、無自覚に違法な行為をしてしまうことがないようご注意ください。
消費生活センターに寄せられた相談事例
■プロバイダー事業者から発信者情報開示に係る意見照会書が届くケース
<事例1>動画を視聴していただけで、アップロードした覚えがない。
<事例2>家族が違法だと知らずに利用していた。
■著作権者から著作権侵害を訴えられているケース
<事例3>著作権を侵害しているとして、アダルト動画の制作業者から文書が届いた。
発信者情報開示に係る意見照会書や、制作業者から文書が届く流れ(一例)
1. 自分が見たい作品をインターネット上で見つける
2. 作品を見るためにファイル共有ソフトをインストール(仕組みを理解しないままインストール)
3. ファイル共有ソフトを通じて作品をダウンロードする(同時にアップロードもされる)
4. 著作物をアップロードしたとして、プロバイダ事業者から開示請求意見照会書や、弁護士事務所から文書が届く(アップロードしたことを認識していない)
【ファイル共有ソフトの概要】
ファイル共有ソフトとは、インターネット上で不特定多数の人とファイルのやり取りを可能にしたソフトウェアです。利用者は、インターネットに接続された自分のコンピュータに、ファイル共有ソフトをインストールすることで、他の利用者とファイルをやり取りすることができるようになります。
ファイル共有ソフトには、ダウンロード途中のファイルやダウンロード完了したコンテンツがそのまま他ユーザーに共有されるものがあります。そうした機能を持つファイル共有ソフトの場合、ダウンロードだけだと思っていても、実は知らないうちにアップロードしているというケースが多くあります。
【無自覚に違法行為を行わないために】
・ファイル共有ソフトの仕組みやリスクをよく理解し、できる限り利用は控えましょう。
・違法なダウンロード、アップロードはやめましょう。
・心当たりがないにもかかわらず、発信者情報開示に係る意見照会書や事業者からの文書が届いた場合は、端末の共有者にも確認しましょう。
・不安な場合は消費生活センター等に相談しましょう。
(参考)独立行政法人国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20220907_1.html